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参加型ミニ研修会【2024年度】第7回実践と対話のご案内

参加型ミニ研修会【2024年度】第7回実践と対話
「<食べる>って、どういうことなんだろう?」

日程:2025年2月21日(金)18:30~20:00 ※オンライン開催
〇実践提案:お茶の水女子大学こども園チーム
       宮里暁美先生・伊藤幸子先生・賀藤晶先生(2歳児事例提案)・松田千嘉子先生(5歳児事例提案)

〇コーディネーター:瀬川千津子(お茶の水女子大学こども園)

人間にとって<食べる>ことは、命を保つために欠かすことのできないものです。栄養のバランスなどを考える視点もあります。命をいただく、という意味で感謝の気持ちを持つ、ということもあります。おいしいものを食べている時の幸せ感は何ものにも代え難いものです。

そんな風にうれしいはずの「食」なのに、子育ての悩みのベスト1に上がってくるという現実があります。食べない子ってどういうことなの?と、ここでも『?』が浮かびます。

こども園での生活の中でも、食べる場面は多くあり、子どもたちの育ちに、重要な意味を持っています。

今回は、この<食べる>をめぐる2歳児と5歳児の事例や、雑穀米との出会いを発端として<食べる>を大いに楽しみ、多学年の子どもたちが相互に関わりあった事例をあげながら、<食べる>ということの意味について、考えあってみたいと思います。

【参加費】会員(個人・地区・団体):1,000円 学生:1,000円 一般(会員外):2,000円
★賛助会員の方は無料でご参加いただけます。
先着50名限定となります。

【申込先】https://kodomotohoiku2502jissen.peatix.com

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お申込みの方には開催日前日までにアクセス先を記載したメールをお送りします。
迷惑メールフォルダに入る場合もございますのでご確認ください。
メールが届かない場合は下記事務局までお問い合わせください。
メール:edu@kir.jp 電話:045-534-0530
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お申込み締切後の返金はお受けできませんのでご了承ください。
本イベントのアーカイブ配信はありません。
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𠮷村真理子先生を偲んで

𠮷村真理子先生を偲んで

2024年10月4日に、𠮷村真理子先生が逝去されました。

𠮷村先生の略歴とご活躍のご様子についてメッセージをいただきましたので、ご紹介いたします。

【𠮷村真理子先生の略歴】

1927年 愛媛県松山市生まれ 
       松山東雲高等女学校英語科卒業 大洲市の新制中学(音楽教師) 桜美林学園中・高等部(音楽教師)を経て

1952年 東京都立町田保育園(保母)に勤務。後に主任・園長となる
       園長と東京都立高等保育学院非常勤講師を兼任

1981年 母校 松山東雲学園 松山東雲短期大学助教授~名誉教授
       この間、松山東雲短期大学附属幼稚園 副園長を歴任  

1994年 退職後、同校で非常勤講師
       その後フリーの立場で、全国各地での講演会、保育研究、絵本研究、保育現場での実践研究・指導など幅広く活動    

【主著】

「0~2歳児の保育手帳」あゆみ出版,19890/ミネルヴァ書房,2014

3歳児の保育手帳」あゆみ出版,1980/ミネルヴァ書房,2014

「4歳~5歳児の手帳」あゆみ出版,1981/ミネルヴァ書房,2014

「保育実践の創造」ささら書房,1981/ミネルヴァ書房,2014

「絵本の匂い」保育の味小学館,1998

3歳児の保育」ミネルヴァ書房,1999

0歳児の保育」ミネルヴァ書房,2000

『保育者の「出番」を考える』フレーベル館,2001

 

𠮷村真理子先生へ感謝の意をこめて」

樋口陽子(松山東雲短期大学卒 松山東雲女子大学卒)

𠮷村先生は、ご自身の実践を通して、常々子どもや保育の面白さを話してくださいました。語られる中に、保育とは何か、子どもをどのように理解するか、保育で又は保育者が大切にしたいことは何かなどをいつも問われ、更に言葉を添えられて(根拠となるものを織り込まれて)くださいました。また、保育者への応援歌のようにお話をしてくださっていたことが印象的です。その声は穏やかで柔らかで、いつもユーモアを交えながらポジティブにお話しくださるので、聞き手の心に響いていたように思います。
𠮷村先生は、生涯現役で、20241月まで木曜研究会に出られていました。保育の話がなされる場は大変幸せな時間だったと思います。「木曜研は、42年くらい続いてるのよね。40年も続いてる勉強会はどこにもないと思うわ。しかも無料で!参加も欠席も自由なのがいいわよね。東雲らしいし、格好いいわね。」と話されており、東雲学園と木曜研を誇りに思っていらっしゃったとお聞きしています。
個人としてはもちろんですが、保育者としても研究者としても憧れ、尊敬する存在でした。私が松山東雲短期大学で学び、保育に携わるようになって今日に至れているのは、𠮷村先生の保育にかける思いを身近で感じてこられたからのように思います。𠮷村先生が大切にされ語られてきた保育への思いを、これからもつなげていければと思っています。
真理子先生へ感謝の意をこめて。

 

「敬愛する𠮷村真理子先生を追悼する」

渡邉英則(子どもと保育総合研究所 事務局長)

𠮷村真理子先生の訃報に接し、深い悲しみに包まれています。𠮷村真理子先生の功績はさまざまあり、そのすべてに感謝の言葉をささげたいのですが、ここでは特に子どもと保育総合研究所に関することについて𠮷村真理子先生から受け継ぐべき見識や情熱についてお伝えしたいと思います。
子どもと保育総合研究所は、平成元年の幼稚園教育要領改訂に深くかかわられた森上史朗先生や高杉自子先生が立ち上げられた実践の質の向上を目的とした組織です。まさにその当時から、𠮷村真理子先生は実践者として中核的な存在で、一晩中、車座になって保育の話をする【座・コミュニケーション】といった研修会なども含め、さまざまな機会を通して、保育園や幼稚園の枠を超えて、子どもや保育という営みの面白さや奥深さを話して下さりました。𠮷村真理子先生のお話を聞いた人たちが、すぐにでも自分の保育を変えていきたくなるような魅力的で斬新な発想や豊富な経験を惜しみなく話してくださる先生でした。
森上史朗先生が生前にどうしても再出版したいと熱い思いで復刊された『𠮷村真理子の保育手帳』シリーズ(2014年 ミネルヴァ書房)は、今読んでも、子どもを生き生きと表現していて色あせたものになっていません。
𠮷村真理子先生の言葉と行動は、常に実践者の心に刻まれ、導きとなってきました。特に渡邉にとっては、新たな制度となっていく認定こども園の実践を考える上で、いろいろ相談させていただき、多くの示唆を𠮷村真理子先生からいただきました。これからも𠮷村真理子先生の遺した貴重な教えを大切にし、その精神を引き継いでいきたいと思います。
今は言葉では言い尽くせないほどの感謝と尊敬を込めて、𠮷村真理子先生のご冥福を心からお祈り申し上げます。𠮷村真理子先生の魂が安らかに眠られることを願い、その記憶を永遠に大切にします。

 

 「哀惜と感謝の気持ちを込めて」

赤坂榮(子どもと保育総合研究所 所員)

今、手元に「2001212日 冬季セミナー 𠮷村真理子」と署名のある、御著書「絵本の匂い、 保育の味」があります。それ以前から折に触れ、ご講演をうかがっておりましたが、間近で親しくお話させていただいた初めての機会でした。
絵本を愛し、「保育学」を様々な角度からお話しくださった𠮷村先生のお姿が鮮明に目に浮かびます。私の勤務先であった東京都足立区教育委員会「足立っ子すくすくガイド」の作成に関わるご教示やご講演も幾多いただきました。
そして、ご著書『𠮷村真理子の保育手帳』の再刊に関わらせていただいたことは身に余る光栄と感謝の気持ちでいっぱいです。ご冥福を心よりお祈り申し上げます。       

 

「𠮷村先生のご逝去の報に接し 心から哀悼の意を表します」

佐藤暁子(子どもと保育総合研究所 所員)

昭和56年に、高杉先生のお骨折りで「保育を語る会」が発足し、みんなで集まり保育の悩みや喜びを語るとき、𠮷村先生は園長時代の事例を時に優しく、時に厳しく話してくださいました。松山の研究会に伺った時には、レストランであのソプラノの凛とした声で話してくださいました。あれから50年、私たちの幼児教育を愛する気持ちを導いてくださった吉村先生のご冥福を心からお祈り申し上げます。ありがとうございました。

2024年度冬季セミナーについて




2024年度冬季セミナーを以下の通り開催いたします。
夏季全国大会同様、会場参加とオンライン参加のハイブリッド開催です。今回からアフタートークでは、対面参加の方だけに限定せず、オンライン参加のみなさんもブレイクアウトルームに分かれて、感想や思いを話し合う形で交流していただける機会を設けました。多くの皆様のご参加をお待ちしています。 


【日時】1月12日(日)10:30~17:30 会場参加・オンライン参加のハイブリッド開催
  
【会場】(株)セブンアンドアイホールディングス伊藤研修センター

【内容】

〇講演「あらためて、「保育とは何か」を考えよう」

   佐伯胖(信濃教育会教育研究所 所長)

◇要旨

 昨年の冬季セミナーでの佐伯講演タイトルは“今こそ、「保育とは何か」を考えよう”でした。事前に提出した「概要」では、「保育の英訳は“Early Childhood Education and Care”となっていることから、Education とCare の関係-「Education入りCare」なのか「Care入りEducationなのか-を考える、という内容でしたが、実際に話した内容を当日のパワポから見直してみるとそういう話はナシ。ひたすら「日頃、思っていること」をただつらつらしゃべりまくって「ハイ、終わり」でした。ひどいものですね。これじゃあ、「もう一回、やれ」と言われるのはごもっとも。
 それでは本年度は何を話すか。それは、私が「あらためて保育とは何かを考える」とき、立ち返る「原点」は「ドーナツ論」だということです(「ドーナツ論」の説明は、ここでは省略)。結論:日本の幼児教育は「ドーナツ論」の第一接面主義、学校教育は第二接面主義であり、文科省(学習指導要領/幼稚園教育要領など)は、「第一接面を大切に(というスローガンのもとに)学校教育の第二接面に誘導すべし」、としている。この二枚舌戦略にだまされないために、ほんとうに「あらためて」、“保育とは何か”を(ドーナツ論から)考えようという“というのが、本年度の冬季セミナーにおける佐伯講演の「おやくそく」です。この「おやくそく」はまもるつもりです。(あくまで、現時点の「つもり」ですが。)

 

〇実践提案1子どもの学びが広がり、深まる保育とは

 実践提案  荒尾第一幼稚園

        宇梶達也(園長)・増永彩希(5歳児担任保育者)

 コーディネーター   西井宏之 (白梅学園大学附属白梅幼稚園)

 パネリスト    髙嶋景子 (聖心女子大学 教授)・亀ヶ谷元譲 (宮前幼稚園・宮前おひさまこども園 副園長)

◇要旨
 目の前のコトに心をうばわれるとき、子どもは何度も繰り返したり、また繰り返していく過程でこうしたいという想いが芽生えていきます。しかし、予想外のことに出合うこともあります。むしろその出合いは日常かもしれません。子どもは、うまくいかないことに出合いながら、問いや手立てを自分で、あるいは仲間で考えて乗り越えていくのでしょう。
 だとしたら、そのような子どもたちの学びの広がりや深まりを後押しする環境とはどのようなものなのでしょうか。また、そのような子どもたちの経験を後押しする保育者の役割とは何か、あるいは保育者の構えとはどのようなものでしょうか。
 実践提案①では、熊本県荒尾第一幼稚園に実践をご提供頂きます。同園は、2023年度ソニー幼児教育支援プログラムで優秀園審査員特別賞を受賞しました。子どもたちの遊びが深まっていく環境構成を皆様と一緒に学び合えたらと思います。

 

〇実践提案2地域とのつながりの中での保育実践

 実践提案  幼保連携型認定こども園 正和幼稚園

        齋藤祐善 (理事長)・大崎志保 (園長)・谷口直希(4歳児担任保育者)

 コーディネーター  大豆生田啓友 (玉川大学 教授)

 パネリスト      三谷大紀(関東学院大学 准教授)・佐伯絵美 (合同会社子どもベース 代表)

◇要旨
 「こどもまんなか社会」は、地域の中での園の役割が大きくなる時代です。そこで、実践提案②では、地域とのつながりの中での保育実践を考えたいと思います。論点の第一は、子どもの育ちや学びの視点です。地域を子どもの学びの環境(資源)としての活用について考えます。第二には、持続可能な社会を作っていくための拠点として、園と地域がつながっていくための視点です。これは、「地域共創」あるいは「まちづくり」としての園づくりと言えるかもしれません。この2つの視点からみなさんと考えたいと思います。

 

〇アフタートーク

プログラム終了後、その内容をもとに、バズ・セッションを行います。
実践提案や講演を聞いて終わりではなく、そこから考えたことを発信し合い、学びを深める時間としたいと思います。
オンライン参加のみなさまはZoomブレイクアウトルームでのグループディスカッションになります。

【申込期限】1月6日(月)13:00
※これ以降のお申込みはお受けできません。
<会場参加される方> 
参加費:会員3,000円 会員外4,500円 学生1,500円
※参加費は会場・オンラインともに同じです。

【お問い合わせ】

子どもと保育総合研究所事務局

Email: edu@kir.jp

TEL&FAX: 045-534-0530

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2024年度夏季全国大会のご案内

2024年度夏季全国大会を以下の通り開催いたします。

みなさまのご参加お待ちしております。

【日時】8月11日(日・祝)11:30~18:00(11:00~受付) ※会場参加・オンライン参加のハイブリッド開催

会場でご参加いただいた方限定で「アフタートーク」にご参加いただけます。 

【会場】横浜開港記念会館

【内容】

〇実践提案➀「保育を変えていくとき・保育が変わっていくとき」
 実践提案 澤井陽平(新大船幼稚園)
      榎本英恵(新大船幼稚園)
 シンポジスト 髙嶋景子(聖心女子大学教授)
        松山洋平(和泉短期大学教授)
 コーディネーター 三谷大紀(関東学院大学准教授)

◇要旨

既存の保育を変えていくことは、言うほど簡単なことではありません。今回、実践提案していただく新大船幼稚園も、色々と悩みながら、ここ数年少しずつ保育を変えてきています。それは、同僚や保護者、そして子どもとともに試行錯誤しながら、新たな園文化、保育観や子ども観、同僚関係や保護者との関係を作っていく過程でもあるようです。保育を変えていくとき、保育が変わっていくとき、反対に、保育が変わらないときや変われないときには一体何が起きているのかを、具体的な実践事例をもとに皆さんと考える機会としたいと思います。

〇実践提案➁「実践を通しての保育の場の「対話」を考える」
 実践発表 榊原美帆(板橋区立向台保育園)
      遊佐永一(板橋区立ゆりの木保育園)
 シンポジスト 岩田恵子(玉川大学教授)
        佐伯絵美(合同会社子どもベース代表)
 コーディネーター 大豆生田啓友(玉川大学教授)

◇要旨

いま、「子どもの声を聴く」ことや、「対話」が保育の場の大きなテーマとなっています。では、「対話」とはどのようなことなのでしょうか?対話がうまくいかないといった声もよく聞きます。丸くなる対話もあれば、日常の中にもたくさん対話の場面はあります。そこで、このシンポジウムでは、保育の場における「対話」について、2歳児と5歳児の実践事例を通して考えてみたいと思います。

〇鼎談 佐伯胖(信濃教育会研究所代表)
    岩田恵子 髙嶋景子

〇総会 子どもと保育実践研究会総会

〇会場参加者限定「アフタートーク」

※休憩室で昼食をおとりいただけます

 

【申込ページ】

<会場参加される方>

https://kodomotohoiku2024summer.peatix.com/

参加費:会員3,000円 一般4,500円 学生1,500円
定 員:100名(先着順)

<オンライン参加される方>※アフタートークの配信はありません

https://kodomotohoiku2024summer-online.peatix.com/

参加費:会員2,000円 一般3,000円 学生1,000円

申込期限:いずれも8月6日(火)13:00 ※これ以降のお申込みはお受けできません。

 

子どもと保育総合研究所事務局

Email: edu@kir.jp

 

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参加型ミニ研修会【2024年度】第3回実践と対話のご案内

参加型ミニ研修会2024年度【第3回】実践と対話
「こんな時どうする?こうしてみたけど・・・。~トレードセンターの実践事例をもとに~」
日程:2024年7月27日(土)19:00~20:30 ※オンライン開催
〇実践提案・コーディネーター:木村創(認定こども園向山こども園)
 コーディネーター:澤井陽平(新大船幼稚園)
 コーディネーター:三谷大紀(関東学院大学)

今回の実践と対話は、研究所の所員が自ら実践提案します。

子どもたちの「トレードセンター」という遊びの場についてお話ししたいと思います。
この場所(遊び)は、子どもたちがシールやお菓子の容器、ペットボトルのキャップなど、自分たちにとって大切なものを交換します。
遊びの起こりは、年長の子どもたちは、こっそりとこうした物々交換をしていた時にさかのぼります。この物々交換は楽しいのですが、保育者がいない場所で行うことが多々あります。これには、子どもたちの自主性やコミュニケーション能力を育む良い面があります。しかし、時に高圧的になったり、強引になったりする場面もあり、保育者の介入が必要となることもあります。このような場面を放置することはできませんが、子どもたちの成長にとって大切な学びの場でもあるため、やめさせるだけでは解決にならないと考えました。
そこで、私たちは子どもたちに、交換自体は悪くないことを伝えつつ、安全に交換できる場所を用意することにしました。
この場で起きた出来事や、それに対する保育者の考えについてお伝えしたいと思います。

日々の保育のなかでの喜びや悩み、手ごたえやモヤモヤがあるのは、所員も同じ。
皆さんに聴いてもらい、ともに考えたいのです。
子どもがこっそり陰でやっていた事を、これって必ずしも悪いことじゃないんじゃない?と議論になって、かかわり方を180度かえていった事例をもとに、子どもや保育についてざっくばらんに語り合い、考える機会にできればと思っています。

決して成功事例ではありませんので、肩の力を抜いて一緒に考えていただければ幸いです。

【参加費】会員(個人・地区・団体):1,000円 学生:1,000円 一般(会員外):2,000円
★賛助会員の方は無料でご参加いただけます。
先着50名限定となります。

【申込先】https://kodomotohoiku2407jissen.peatix.com


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お申込みの方には開催日前日までにアクセス先を記載したメールをお送りします。
迷惑メールフォルダに入る場合もございますのでご確認ください。
メールが届かない場合は下記事務局までお問い合わせください。
メール:edu@kir.jp 電話:045-534-0530
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お申込み締切後の返金はお受けできませんのでご了承ください。
本イベントのアーカイブ配信はありません。
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参加型ミニ研修会【2024年度】第2回実践と対話 「秋田県大館市の架け橋プログラム」のご案内

参加型ミニ研修会2024年度【第2回】実践と対話
「秋田県大館市の架け橋プログラム」
日程:2024年6月8日(土)13:30~15:00 ※オンライン開催
〇実践提案:東海林賢子(大館市立花岡小学校教諭)
 コーディネーター:相馬靖明(フリーランス)

今回、実践を紹介していただく東海林賢子(しょうじのりこ)さんは、文部科学省「幼保小の架け橋プログラム」事業(令和4〜6年度)に採択された全国19自治体の一つである秋田県大館市の花岡小学校で昨年・一昨年と1年生担任として、接続期のカリキュラム作りに取り組まれました。花岡小学校は、大館市の中でもさらに過疎地域のとても小さな小学校です。

東海林さんは今年度6年生を担任されていますので、3名の新入生を迎えた側の最近の様子からお話しいただく予定です。

さらに、昨年度の校長先生と1年生を担当されている先生(お二人とも、秋田県教育庁幼保推進課の指導主事を経験されています。)も、一緒に参加していただけることになりましたので、小学校の職員室の雰囲気も伝わるのではないかと思います。

【参加費】会員(個人・地区・団体):1,000円 学生:1,000円 一般(会員外):2,000円
★賛助会員の方は無料でご参加いただけます。
先着50名限定となります。

【申込先】https://kodomotohoiku2406jissen.peatix.com

申込期限:6月7日(金)13:00 ※これ以降のお申込みはお受けできません。
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お申込みの方には開催日前日までにアクセス先を記載したメールをお送りします。
迷惑メールフォルダに入る場合もございますのでご確認ください。
メールが届かない場合は下記事務局までお問い合わせください。
メール:edu@kir.jp 電話:045-534-0530
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参加型ミニ研修会【2024年度】第1回実践と対話 「子ども1人ひとりの良さ・保育を地域に開く」のご案内

参加型ミニ研修会2024年度【第1回】実践と対話
「子ども1人ひとりの良さ・保育を地域に開く」
日程:2024年5月15日(水)18:00~19:30 ※オンライン開催
〇実践提案:社会福祉法人西益田福祉会 認定こども園 神田保育園
 コーディネーター:大豆生田啓友(玉川大学教授)・佐伯絵美(合同会社子どもベース代表)

一昨年、昨年と続けてご登壇頂いた神田保育園の「その後」。
これまでの“実践と対話”では、日々の保育がわくわくしたものに変容してきた様子や、そこから行事を見直した様子をご共有頂きました。
今回は、子ども一人ひとりの良さを大切にした「わくわくミュージアム」が地域に開かれていった様子や、神田保育園の取り組みが近隣園に広がり始めた様子を語って頂きますので、どうぞお楽しみに。

会員参加費(個人・地区・団体):1,000円 学生参加費:1,000円 一般(会員外)参加費:2,000円
★賛助会員の方は無料でご参加いただけます。

2024年度年会費のお支払いは年会費チケットをご購入ください。
現在会員でない方も年会費をお支払いいただくことで会員価格でご参加いただけます。

先着50名限定となります。

【申込先】
https://kodomotohoiku2405jissen.peatix.com
申込期限:5月14日(火)13:00 ※これ以降のお申込みはお受けできません。


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お申込みの方には開催日前日までにアクセス先を記載したメールをお送りします。
迷惑メールフォルダに入る場合もございますのでご確認ください。
メールが届かない場合は下記事務局までお問い合わせください。
メール:edu@kir.jp 電話:045-534-0530
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お申込み締切後の返金はお受けできませんのでご了承ください。
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2023年度冬季セミナーについて

2023年度冬季セミナーを以下の通り開催いたします。

夏季全国大会同様、会場参加とオンライン参加のハイブリッド開催です。会場参加のみなさまは感想や思いを話し合う「アフタートーク」にご参加いただけます。
【日時】1月8日(月・祝)10:30~16:35 会場参加・オンライン参加のハイブリッド開催
  ※会場参加の方は16:45~17:30「アフタートーク」
【会場】(株)セブンアンドアイホールディングス伊藤研修センター

【内容】

〇実践提案1「ともに生き、育ちあう保育のあり方を考える」
実践報告 町井芽生(鳩の森愛の詩瀬谷保育園)・品川実里(四季の森幼稚園)
コーディネーター 若月芳浩(玉川大学)・三谷大紀(関東学院大学)
◇要旨
障がいのある子どもとのかかわりを模索しながら、一人ひとりが大切にされ、育ち合う保育をつくっていく過程を、具体的な実践事例をもとに考えます。
そこにはきっと「インクルーシブな保育」のあり方だけでなく、子どもに向けるまなざしや、同僚や保護者との関係、保育そのものを見直し、よりよく変えていく糸口がきっとあると考えています。
子ども一人ひとりが、保育者が、保護者が、それぞれが大事にされ、ともに育ち、学び合っていくときに大切にしたいことを、皆さんとともに考えてみたいと思います。

〇実践提案2「 子どもの姿から如何に保育者が保育を創りやすくしていくか」
話題提供 野中こども園 鎌田美紀・福井綾架・中村章啓
コーディネーター 松山洋平(和泉短期大学)・佐伯絵美(合同会社子どもベース)
◇要旨

野中こども園は、子どもが「おもしろそう、やってみたい」と始めた遊びに自然に没頭・探究し、よりおもしろくするために試行錯誤したり、協同したりして、納得して終われるような環境を保障し、子どもの育ちを支えたいと願っている園です。その保育の実現のためには、子どもも子どもたちにかかわる大人も、同様に尊重され、共に主体的に保育を創っていくことが重要だと考えられています。野中こども園の長い歴史の中では、子どもの姿を保育者同士が語り合い、如何にして子どもの姿から保育者が保育を創っていくのかを大切に保育をされてきています。
現在では、保育の新たな時代に入り、保育者の関係性や働き方の変化に応じて、ICTのさらなる活用も含め、業務の改善に日々取り組んでおられます。その中では、新卒も含めたクラス担任等の保育者が、子どもと共に自分で保育を創っていくためにどのような対話の道具や方法が良いのかを常に考えられていて、園長、副園長、主幹、副主幹等を中心に様々な工夫や試行錯誤がみられています。これまでの過程は、決して上手くいった話ばかりではありません!
実践提案では、これまでの試行錯誤や工夫について、マネジメントする側の視点や担任保育者側の視点を含めつつ赤裸々にお話しいただき、皆さんと実践を通して語り合っていきたいと思います。

〇講演 「 今こそ、「保育とは何か」を考えよう」佐伯胖(信濃教育会教育研究所)
◇概要

 法律的には幼稚園教育は学校教育制度に含まれており、幼稚園の保育者は「教諭」(学校の「先生」と同じ)です。そうだとすると幼稚園での教育(普通「保育」と呼ばれている)は、学校教育の教育と本質的に同じとされているわけです。

 日本保育学会の英語表記は“Japanese Society of Research on Early Childhood Care and Education” であり、「学会」の英訳部分を取ると、“Early Childhood Care and Education” のが「保育」の英語表記だと考えられるでしょう。欧米では、保育は一般的には“Early Childhood Education and Care”と表記されています。
 ここで気になるのは“Care”という言葉が入っていることです。“Care” と“Education”はそれぞれ独立に考えられてその両方を含める、という意味なのか、それとも、両者が渾然一体となって“Care入りEducation”、もしくは”Education入りCare“なのか。
 この問題を解決するために、私が提案するのは、「教育」という営みの原点となる、人が人に「教える」ということの意味を、徹底的に原点から考えてみることです。私なりに、それを試みたところ、どうも「教える」ということには、それが幼児教育だろうと学校教育だろうと、「ケア」が根源的に含まれているということです。「ケア」の精神(マインド)抜きでは、そもそも「教える」ということ自体が成り立たない。また、ケア/ケアリングを考えていくと、どこかで、「教える」という精神(マインド)が、どうしても入り込んでくるということで
す。このあたりのことを、「気持ち」の問題としてではなく、とことん理詰めで(Because-Thereforeの積み上げで)きちんと論じたい。
〇会場参加者限定「アフタートーク」
会場で参加された方々限定で、プログラム終了後、その内容をもとに、バズ・セッションを行います。
実践提案や講演を聞いて終わりではなく、そこから考えたことを対面で発信し合い、学びを深める時間としたいと思います。
【申込期限】12月25日(月)13:00
<会場参加される方> https://kodomotohoiku2023winter.peatix.com
参加費:会員3,000円 一般4,500円 学生1,500円
定 員:100名(先着順)
<オンライン参加される方>※アフタートークの配信はありません
https://kodomotohoiku2023winter-online.peatix.com
参加費:会員2,000円 一般3,000円 学生1,000円
2023winter_1 2023winter_2 

 

 

 

 

 

2023年度夏季全国大会について

 2023年度夏季全国大会を開催いたします。 今回はオンラインだけでなく、研修会場での対面実施もございます。
会場でご参加いただいた方限定で「アフタートーク」にご参加いただけます。 
【日時】8月11日(金・祝)10:30~16:40 会場参加・オンライン参加のハイブリッド開催
【会場】(株)セブン&アイホールディングス伊藤研修センター

【内容】

〇実践提案1「街やコミュニティをベースにした学び ーもう一つの架け橋『学童クラブ』
 話題提供 小林知美(こどもむら学童クラブ en-college
 コーディネーター 若月芳浩(玉川大学)
          相馬靖明(フリーランス・東洋大学非常勤講師)

◇要旨

学童クラブといえば「宿題」と「おやつ」が保護者の関心事の第一。まずは、そのあたりの日常の様子を語っていただきます。
また、こども園・保育園、子育て支援センター・マタニティケア、駄菓子屋・カフェ、宿題カフェ、農産物直売所などが街の一角に集まっていますので、それらにかかわっている大人からの様々な情報が、子どもたちの「やってみたい」に火を点けます。

「今日はお休み多くて、おやつ用に用意してた小麦粉が余ってるらしい・・・」
「それ使って、なにか作りたい!」

といった偶発的なできごとから始まったことが、よりプロジェクト的なものになっていくのですが、「やってみたい」を実現させるには、ステークホルダー(多くの大人たち)との交渉が重要です。
大人たちを納得させるには信用を作り出す必要があることに気づくと、リーダーシップを発揮してチームビルディングやマネジメントに取り組んでいきます。
事前打ち合わせ訪問当時(6月上旬)はちょうど、こど もむら全体の夏のイベントに向けた計画に取り組み始めた頃でしたが、その後の展開について具体的にご紹介いただきます。

高学年児童の委員会活動(おやつ委員会・イベントあそび委員会など)は、年度末に6年生が引退すると新4年生に向けたリクルーティング活動が活発になるといったあたりまるで大学生のサークル活動のような展開ですが、大人たちの組織や計画とも互いに巻き込まれ合いながら進んでいくことが特徴的で、このようなコミュニティをベースにした学び・社会に開かれた学びが生まれていることの意味を、もうひとつの「架け橋」としてご参加の皆さんと共に考えてみたいと思います。

「こどもむら学童クラブen-college」は、久喜市栗橋地区(JR・東武日光栗橋駅周辺)で、「こども中心の街づくり」を目指して保育・子育て支援施設や事業を多角的に展開している学校法人柿沼学園認定こども園こどもむら(https://kodomomura.ed.jp)の一施設です。
法人の概要や保育・子育て支援事業の特色については、上記URLサイトのメディア掲載情報(https://kodomomura.ed.jp/past-media-coverage/)で紹介されていますので、ぜひご参照下さい。

〇実践提案2「通知表をやめた小学校で生まれてきていること」
 実践報告 山田剛輔(茅ヶ崎市立香川小学校
      久保寺節子(青山学院大学)
 コメンテーター 佐伯胖(信濃教育会研究所)
 コーディネーター 岩田恵子(玉川大学)

◇要旨

公立小学校で「通知表をやめた」と聞き、最初はびっくりしました。法律上、通知表は必須ではないという基本的なことから知らなかった昨年9月、フィールドワークで毎週のようにこの茅ヶ崎市立香川小学校に伺っている久保寺先生にお誘いいただき、実際に、お邪魔する機会をいただきました。

通知表をやめるまでの先生方の話し合いのプロセス、そして、取り組みを始めてからの子どもたちとの日々、保護者とのこまやかなやりとりなど、本当にさまざまなお話を伺いました。そのプロセスは、決して平坦ではなく、さまざまな葛藤が生じるのですが、そのことの意味をしっかり考え、やりとりを大切にしながら、本当に子ども一人ひとりの学びが深まる方へと歩んでいらっしゃる様子を伺うことができました。

なによりお邪魔した小学校1年生のクラス、担任の山田剛輔先生と子どもたちとのやりとり、そして学びのありようは本当に魅力的でした。子どもたち一人ひとりの興味関心と、それがクラスのなかでお互い活かしあわれ生まれてくる多様な学びの軌跡が、一日お邪魔する中でも見えてきました。この日々、子どもたちと作り出されることの学びのおもしろさと共に難しさも含めて、担任の山田剛輔先生にご紹介いただきたいと思います。また、この山田先生の教室に、幼児教育のご経験から、卒園後の子どもたちの姿を見守る視線でフィールドワークをなさってきた久保寺先生の視点からも、子どもたちの学びについて、ご報告をいただきます。その上で、佐伯胖先生にコメントをいただき、この学びの場で生じていることの意味を、ご一緒に考えていく時間にしたいと思います。

〇会場参加者限定「アフタートーク」

対面で参加された方々限定で、2つの実践提案をもとに、バズ・セッションを行います。
実践提案を聞いて終わりではなく、そこから考えたことを対面で発信し合い、学びを深める時間としたいと思います。

【申込先】

<会場参加される方>
https://kodomotohoiku2023summer.peatix.com
参加費:会員3,000円 一般6,000円 学生1,500円
定 員:100名(先着順)
<オンライン参加される方>※アフタートークの配信はありません
https://kodomotohoiku2023summer-online.peatix.com
参加費:会員2,000円 一般4,000円 学生1,000円
※いずれも8月6日(日)13:00締切

子どもと保育総合研究所事務局

Email: edu@kir.jp

Summer2023_1

参加型ミニ研修会2023年度第2回「実践と対話」について

以下の日程で2023年度第2回「実践と対話」を開催いたします。
現在会員でない方も年会費をお支払いいただくことで今後のセミナー等に会員価格でご参加いただけます。
参加費:賛助会員 無料、会員(個人・地区・団体) 1,000円、学生1,000円、一般(会員外)2,000円
先着50名限定となります。

日程:7月29日(土)10:00~11:30(オンライン開催)
テーマ:保育の質はどうやれば上がるのか~働き方改革と保育の質の両立への挑戦~
詳細・お申込み先>>https://peatix.com/event/3623652
          ※2023年度年会費のお支払いもこちらからお申込みいただけます。
申込み期限:7月27日(木)13:00

実践提案:認定向山こども園 木村創先生
コーディネーター:若月芳浩(玉川大学)

超ブラックだった向山こども園。
世間の働き方改革の波の中、働き方改革と業務分担を進め、基本的に“残業無し”“持ち帰り仕事なし”“正規保育者の毎日のノンコンタクトタイム”を実現するに至りました。
ところが、ふと気が付くと、保育者が保育周辺の様々な雑務に関心を持たず、どんどん周辺のスタッフだけが疲弊しているのでは?と感じる瞬間が増えてきたように感じました。
業務分担は、本当に保育の質を上げるのか? 働き方改革の中でOJTは可能なのか? 暗中模索し進行形の“今”を一緒に考えられたらと思います。

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