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幼稚園選びの地域差

先日の土曜日に、NHK教育「すくすく子育て」に大豆生田さんが出演され「幼稚園選び」のポイントについてコメントされました。
私の友人が最近、お子さんの入園説明会に行かれたということで、番組についてお知らせしたところ感想を寄せてくれました。
彼女はフルタイムで働いているため、これまでお子さんを保育園に預けていましたが、近所の幼稚園が預かり保育をしていることを知り、お子さんが3歳になったこともあり幼稚園も選択肢の一つとなったそうです。
幼稚園を見るときのポイント「環境に工夫がされているか」という点では、一般の母親がどこまで保育内容まで吟味できるか、そういう余裕があるかは疑問だとのこと。
そこまで行く前に、お弁当とか午前保育の日があるとか預かり保育がないという段階で私の場合はハードルが高い、とのことでした。
でも「子どもの表情」「先生の感じのよさ」というのはポイント高いと思うそうです。

東京近辺では11月願書受付なのであのような番組も成立するのですが、愛媛県では9月願書配布です。
9月中に運動会をするところが多いのはそのせいかもしれません。
(でも、運動会は今くらいの時期、日差しがあたっているのが気持ちいいくらい涼しくなってからのほうが全然いいですね。)

コストパフォーマンスの高い良いモノを購入したいと考え、それならば選択肢の多いほうがよいだろうと秋葉原まで出かけ一日歩き回った挙句、結局その日は購入しないで帰宅したということが何度もある私は、幼稚園は選べなかったかもしれません。
でも幼稚園のない地域もたくさんあります。保育所も措置制度ではなくなったと言っても現実的には選択肢はそうありません。
一番近い保育園で、娘たちは先生のこと好きだったし、それで満足できたのは幸せだったのかも。

幼稚園の無い地域といえば、私の出身園でかつて教育実習生としてお世話になった幼稚園が3月で閉園になっていたことを最近知りました。

秋田県大館市立花岡幼稚園
今年の3月31日にその歴史を閉じました。
花岡は鉱山の町でした。花岡幼稚園もその前身は昭和10年に開設された鉱山労働者の子どものための「双葉幼稚園」だったそうです
昭和38年に花矢町立花岡幼稚園として認可され、その後の町村合併で大館市立花岡幼稚園となりました。
私が入園したのは2年保育が始まった最初の年だったそうです。
私の幼稚園時代に担任をされていた先生たちは、教育実習生としてお世話になった20年前当時、市立の各幼稚園で教頭先生をされていて、思い出話として語ってくださったのを憶えています。

大館市の行財政改革大綱や次世代育成支援行動計画をネットで探してみたところ、幼稚園教育は民間にまかせるというのが市の基本姿勢となったようです。
市立幼稚園は閉園、近接の市立の僻地保育所と統合した新施設で保育所機能のみ存続させたということのようです。
秋田県は幼保の合築や一体化施設化が早くから行われていて、認定こども園の数も他と比べて多い地域ですが、花岡幼稚園の場合は、幼保一体化施設としての選択肢はなかったようです。

もう少し調べてみたら、秋田県の教育委員会が行った幼保一体化促進事業の研究報告書に、花岡幼稚園の最後の一年間の記録を見つけることができました。
花岡幼稚園はこれまで花岡小学校との連携に長く取り組んできました。幼稚園の閉園を迎え、連携を花岡保育所につなぐべく、幼保小連携の研究に取り組まれたそうです。
最後の一年間は、5歳児のみ13名での保育であったこともわかりました。
出身園が無くなってしまったのは悲しいことですが、形を変えて残り、繋がれていくものがあったことを知りうれしく思いました。

(松山東雲短大 相馬)

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