園内研究の進め方・育休父さん日記
昨夜は、木曜研(火曜日でしたが)でした。
参加者のお一人が、園内研の進め方で悩んでいるということで、参考になるだろうと思われる書籍を紹介したのですが・・・
「不機嫌な職場 なぜ社員同士で協力できないのか」 (講談社現代新書 1926)

「効果10倍の<学び>の技法 シンプルな方法で学校が変わる!」 (PHP新書 455)

このブログでも何度か紹介しているのですが、再掲しておきます。
さて今夜は、新居浜市教育委員会の家庭教育支援総合推進事業として、民生委員・児童委員の方たちを対象とした研修会の講師をしてきました。
「子育て・子育ち講演会」ということでしたので、以前に少し触れた「育休父さん日記」を参加者の方たちと読みました。
これは、友人の小学校教師・岩瀬直樹さんが数年前、育児休暇を1年間とった時の日記です。(先ほどの、「効果10倍・・・」の著者のお一人でもあります。)
当初はオープンなブログだったのですが、半年を経た時点で「書きたいことが書けない」ということで一般には公開されないクローズのブログとなったのですが、岩瀬さんにお願いして全文を読ませていただくことができました。
今回は、ご本人の了解を得た上で、前半の公開されていた時期の日記の一部を抜き出して紹介しました。
1年間の男性の育児休業というのは、「小学校教師という公務員だから」と特別な事例として受け取られそうな気がしますが、実はそうではありませんでした。
男性が仕事を休んで育児をすることで、子育ての日常が見事に浮かび上がってきます。
そして、岩瀬さんの日記は、専業主婦(主夫ですが・・・)の話でもあり共稼ぎ夫婦の話でもあるのです。
ここが実に面白い。どちらからも共感を得られると思うのです。
専業主婦の家庭と共稼ぎ夫婦の家庭って、お互いに相手を「違うよね」と感じていると思うのです。そういう事実があるというか・・・
我が家もかつて保育園で親同士のつながりができました。互いに都合をつけあって父母会の行事をしたり、家族同士の交流会を企画したりもしました。
ところが、子どもが小学校に上がると、PTAの役員決めの時には、(申し訳ないけど、うちは役員はできないからなぁ)となるべくだんまりを決め込むことになります。
小学校のPTAは、基本的に学校がやっている時間帯に活動していますから、我が家のように教員夫婦には物理的に無理なことがほとんどだからです。
専業主婦家庭も共稼ぎ家庭も、たがいに相手の事情は理解しているとは思うのですが、やっぱり不満が現れることもあります。
「○○さんは、仕事してるからPTAの仕事は一切できないって・・・運動会の当日だけの仕事もありますよって言ったのに・・・」
「専業主婦ってヒマなんだね・・・」
4月の保護者会の前後、そのようなことばがあちこちから聞こえてきます・・・
幼稚園と保育所が一体化した園での難しさとしても、似たような話を聞きます。互いの共感のしにくさが存在するのです。
岩瀬さんの話は、それを乗り越えていく何かになっていくような予感がします。
で、今日の研修会ではフロアから、母親が就業することを安易に選んでいるのではないか、それでいいのだろうかという発言もありました。
どのような家族の形を選択しようとも、そう選んだことが尊重されることが大事なのではないでしょうか。
単身赴任という家族の形を選んだ私としては、そう思わないとやっていられませんし・・・
(松山東雲 相馬)
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