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愛媛地区保育実践講座2回目

少し前なのですが・・・11月26日(木)に、第二回の保育実践講座を行いました。
鬼ごっこやボール遊びをテーマに体育館で、というアナウンスだったせいか、参加された保育者の方たちは、若手中心の10名ほどでした。
それにプラスして、大学の教員が5名ほど加わりました。

初めに、何種類かのボールに触れていただきました。
反発が少なく、転がりにくいもの・・・赤ちゃん用の遊具で、オーボールという商品があります。
また、発砲スポンジをウレタンでコーティングしたものも、反発が少ないので子どもが扱いやすいです。
ただし、この商品は2~3千円はするので、そうそう買えないかもしれません。

Img_0186


左下が、オーボールです。
上の黄色いサッカーボールは、トイザラスで999円だった発泡スポンジボールです。
青いのは、サッカーのリフティング練習用のボールです。


サッカーボールは、弾みが少ないのと、ある程度重さがあるので転がりも少なく、幼児のサッカーには向いていると思います。
弾みが少ないと足元に納まりやすくなります。
ただし、このボールでキャッチボールやドッジボールをやると、重さがあるので怖さが出てしまうでしょうね。

つまり、ボールの硬さや重さからくる「怖さ」をいかに少なくするか、と、ボールの反発性や転がりやすさからくる「子どもの手に余る扱いにくさ」をいかに少なくするか、を考えておけば、ボールを使った遊びへの抵抗感が少なくなるはずです。

で、やっぱり、簡単に出来るのは、新聞紙ボールです。(右下)
新聞紙でおにぎりを作って、海苔を巻いて、海苔を巻いて・・・ある程度の大きさになったら、カラークラフトガムテープを巻きつけます。
布ガムテープを使うと、重さがが出てしまうので、クラフトテープがいいと思います。

ということで、新聞紙ボールを使った「中当て」をみんなでしました。
円の中に4~5人、外に2人での「転がし」中当てです。
ボールに当たったら、外の人と交替です。
次は、人数を増やし、ボールも複数にします。

中当てをしてみると分かると思いますが、これは、鬼ごっこの変形です。
円の中で逃げ回っているのを、外の鬼がタッチして捕まえる鬼ごっこです。
「手伸ばしアリ」とか「おおまた何歩?」というのと同じことを、ボールがその役目を果たしているわけです。
ですから、鬼が交替するルールもあれば、鬼が増えていくルールもあります。

その次は、方形の中当てです。
四角いコートを使います。ただし、外野はボールをエンドラインからのみ転がします。
サイドライン側へボールが転がっていった場合も、一度エンドラインに戻ってから転がすようにします。
こうすると、ボールの方向は縦方向だけになります。
横方向にボールが行かないので、狭い庭でも数箇所のコートを取ることが出来るでしょう。
内野を4~6人、外野を2~4人にすれば、6~10人のグループが一つのコートで遊べますから、2~3個のコートが取れれば、同時進行で一クラス全員が、かなりの確率でボールに触れながら遊ぶことが出来るでしょう。

そのためには、初めの頃は、エンドラインからエンドラインまでの距離を3メートルくらいから始めるとよいでしょう。
次第に慣れてきたら、距離を5メートルくらいまで広げます。
その頃には、新聞紙ボールではなくて、スポンジやソフトバレーボールなどの硬さからくる怖さの少ないボールを使うとよいでしょう。
そうすると、中にいる人たちの動きは、徐々に次のようになっていきます。
ボールを持っている外野を向きながら、後ろ向きで後退します。
転がってくるボールを見ながらそれを避けます。
避けたと同時に、身体をターンさせて、通り過ぎたボールの方向を向きます。

こんな動きになってきたら、転がしルールではなくてノーバウンドで投げて当たったたらアウト、というルールにすると、ボールをキャッチする動きも自然と出てきます。
発泡スポンジのボールはキャッチしやすいので、この頃に出してあげるとよいのではないでしょうか。
センターラインを引いたら、もう、ドッジボールのルールで楽しめます。


実践講座では、その後、「ラインサッカー」と「引越し鬼」「三つ巴鬼」をして楽しみました。
ラインサッカーは、センターラインをはさんでバレーボールのように、自陣から相手の陣地へボールをけりこみます。
そのボールが相手側のエンドラインを越えたら得点になります。
同時にボールを複数使って遊びますので、ある程度の広さがある方が楽しいのです。
私の場合は、年長の子ども達を、ゲートボール場に連れて行ってました。
冬の時期は、10時半くらいまでは、おじいちゃんおばあちゃんたちが出てこないので、それまで遊ぶのです。
そのためには、登園時刻を早めにする必要があります。
登園してすぐに、ゲートボール場に行くと、霜柱で遊べたりします。
鬼ごっこをしたり縄跳びをしたりして、最後の20分くらいをラインサッカーの時間にしていました。
入学間近の時期なので、朝の早い時間帯に、活動的な遊びや集中する遊びをすることも必要になってくるからです。

「三つ巴鬼」はグーチョキパーの関係での鬼ごっこです。
今回は、体育館に運動マットを3枚、4~5mの間隔で三角形の位置になるように置きました。
そこがそれぞれの陣地です。
グーはパーにつかまらない様に逃げ、チョキを捕まえるのです。
当日は、グーチョキパーではなく「ドロボウ・ケイサツ・ドラキュラ」の「ドロ・ケイ・ドラ」でやりました。
体育用の2色のゼッケンがあったので、それを目印にしました。
カラー帽子(裏が白)があれば、色と白と帽子なしで出来ると思います。
これは、大人でも盛り上がります。
慎重な人ほど、安全地帯から出ませんから、最後の1人になりがちです。
結局、おとなしい子が最後に目立ってしまうということがおきます。
こういうのも、クラスの中の人間関係の変化に影響します。
(誰でもいいから助けて欲しい)(あの子を助けちゃった)(助けられて本当によかった)・・・いろんな思いをしながら、クラスの中の感情が徐々にマイルドになっていくのが手に取るように分かる、それが年長組の担任の面白さです。

実践講座に戻ります・・・
まとめとしては・・・運動能力を高めるには、園内に可動タイプのモノがどれだけの種類あるかによる、という研究結果がたくさんあります。
とすれば、ボール遊びや鬼ごっこは、どちらかというと、子どもの「知的な面での発達」に対して保育者がどれだけ応えられるか、ということなのではないか、というのが、私の今回のメッセージでした。

松山東雲 相馬


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