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第13回子どもと保育実践研究会全国大会のお知らせ

「新しい教育要領・保育指針の実践に向けて PART1」

教育要領・保育指針には乳幼児期に欠かすことのできない経験や発達を促す支援の必要性などが示されていますが、しかし、それをどのように実践化していくかは、それぞれの保育者、それぞれの園に委ねられています。つまり、保育実践はあなたが創り出すものと言えます。
しかし、保育実践の創造において重要な留意点があります。私の実践、私たちの実践を進めるのはよいことですが、私の保育、私たちの保育が外に向けて開かれていない場合には、実践が独りよがりのものになったり、自分では気づかない「死角」や「盲点」が生じたりする場合があります。そうならないようにするには自分たちの保育を振り返って省察し、実践を交流することが必要です。自分たちの保育を開いて、広く交流し合い、子どものための保育を実現したいと願っていらっしゃるみなさんの参加を期待しております。
子どもと保育総合研究所代表 森上史朗

○日時:8月10日(月)13:00~17:00(受付開始12:30)
     8月11日(火)9:30~15:00(受付開始9:00)
○会場:青山学院大学(青山キャンパス)

○参加費:
一般 両日 9,000円 1日のみ 5,000円
会員 両日 6,000円 1日のみ 3,000円
学生 両日 2,000円 1日のみ 1,000円

●2日間のタイムテーブルと、1日目の実践提案とシンポジウム及び2日目の佐伯先生の講演の内容をご紹介します。
その他の詳細は、以下のリンクから大会案内と申込書のPDFをダウンロードしてご覧ください。

「大会案内(2009summerguide.pdf)」をダウンロード

「申込書(2009summerform.pdf)」をダウンロード

【第1日目】(8月10日)
●13:00・・・・・・・・開催挨拶&最近の保育の動向について
森上史朗(子どもと保育総合研究所)

●13:20・・・・・・・・実践提案&シンポジウム「『協同する経験』とは何か?」
◆◆実践提案
小久保篤子(港区立白金台幼稚園)
◆◆シンポジスト
佐伯胖(青山学院大学)
岸井慶子(鎌倉女子大学短期大学部)
高杉展(松山東雲女子大学)
司会:渡辺英則(港北幼稚園・ゆうゆうのもり幼保園)

幼稚園教育要領が改訂されたことで、様々なところで改訂についての解説の本が出版されたり、改訂の内容について講師の解説を伺うような研修会が盛んに行われるようになりました。特に幼小の連携が強まったこともあってか、5歳児には『協同する経験』という言葉に象徴される幼児の育ちが求められています。
ところが、この『協同する経験』では、幼稚園教育が小学校教育にスムーズにつながっていけるように、小学校以上の教育で盛んに使われている『協同的な学び』と結びつくような活動を5歳児の保育で行うべきだとする意見もあります。
では、5歳児の活動が、『協同する経験』や『協同的な学び』になるとは具体的にどのようなことを意味するのでしょうか。教師がクラス全体に課題を与え、その活動をクラス全体で行えばいいという訳ではないはずです。「学び」と「勉強」とは違うとするシンポジストの佐伯胖先生は、学びとは、「自分探しの旅」であり、「自分との関係づくり」、「自分と他者との関係づくり」、「自分と共同体との関係づくり」だといいます。このような「学び」が起こる保育とは、どのようなことなのでしょうか。
今回はビデオでの具体的な提案をしていただき、その上で、シンポジウムでは岸井慶子先生や高杉展先生にも参加していただき、壇上でビデオカンファレンスを行うという意図があります。その語り合いを通して、佐伯先生がいう「学び」とは、保育の中で具体的にはどのようなことなのかを考える機会にもしたいと思います。『協同する経験』とは何かを学びたい方や、「遊びの中での学びとは何か」などを知りたい方は、ぜひご参加ください。

●17:00・・・・・・・・1日目終了

【第2日目】(8月11日)
●9:30・・・・・・・・・分科会
◆◆第1分科会 「『子ども理解』について」
提案者:岸井慶子(鎌倉女子大学短期大学部)
コーディネーター:佐藤暁子(東京家政大学)

◆◆第2分科会 「評価に繋がる保育記録」
提案者:酒井幸子(愛育幼稚園)・木村創(ゆうゆうのもり幼保園)他
コーディネーター:小林紀子(青山学院大学)

◆◆第3分科会 「保護者との連携について」
提案者:出井美恵子(NPO法人びーのびーの)
コーディネーター:高杉展(松山東雲女子大学)

◆◆第4分科会 「保育を創る」
提案者:野池みどり(さかえ保育園)
コーディネーター:渡辺英則(港北幼稚園・ゆうゆうのもり幼保園)

●12:00・・・・・・・・・昼休み
●13:15・・・・・・・・・総 会
●13:30 ・・・・・・・・ 講 演「『意味がわからないこと』の意味」
佐伯胖(青山学院大学・子どもと保育実践研究会会長)

幼児は、「意味が全然わからないこと」でも、平気でどんどん真似たりします。考えてみると、私たちの生活でも、「意味がわからない」けれども「ヒト(他人)がやっているから」という理由でどんどん取り入れますし、身の回りの電子機器など、「全然意味がわからない」まま、「こうやるとこうなる」というだけで「(一応)使いこなして」います。
幼児教育の現場では、「意味が全然わからないこと」でも「やらせると、やってくれる」という幼児の柔軟性に当初はおどろき、「畏れ」を感じますが、やがてなれてくると、「ともかく、やることになっている」とすればなんでも「やってくれちゃう」ことに「悪のり」して、「無意味性の魔宮」の中で果てしなく踊らせてしまうことになりかねません。
そもそも、「意味がわからないこと」にはどんな意味があるのでしょうか。
この問題は、実はとてつもなく重要な「学びと教え」の根源に導く大切な糸口なのです。そこは「わからないことだらけ」なのですが、その迷宮に入らなければ、保育の本質に迫ることはできないでしょう。

●17:00・・・・・・・・終了