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保育課程総論の授業10回目

翌日、奈良県大和郡山市での公開保育に参加するため、この授業が終わったら新幹線に乗るためにキャリーバックを引っ張りながら授業に向かいました。

先日紹介した、小学校の図工室の先生、南育子先生の実践は、「教育美術」誌2011年12月号に掲載されています。
図工室に伺った時に、南先生から「原稿料代わりに送られてきたから」と、私も1册いただきました。

「教育美術」という月刊誌は、図工や美術の授業実践だけでなく保育実践も毎号紹介されています。
この12月号は、西東京市の谷戸幼稚園の実践でした。
これがなかなかに面白い事例なのでした。

クラスの仲間、カタツムリとの生活

谷戸幼稚園の保育コンセプトはこちら

これを見ると、どのような保育が展開されているのかイメージできると思います。


さて、4歳児のクラスに担任の先生がカタツムリを持ち込んだ所から物語はスタートします。
みんながみんなカタツムリに注目した訳ではないのですが、カタツムリを「カタちゃん」と名付け、カタちゃんに関することで気づいたり描いたりしたようなことを1枚の模造紙(「カタちゃんテレビ」とネーミング)にレイアウトして「一緒に見る」状況を作り出すうちに、物語が動き出していきます。

例えば、幼稚園教育要領の第2章「ねらいと内容」のうち、「環境」の領域の「内容の取り扱い」では、

「・・・過程を大切にすること」
「・・・工夫すること」
「・・・を大切にし・・・養われるようにすること」

と表現されていますが、それらのことが、この事例では具体的にはどの部分にあたるのか、という読み方をすることができます。
また、ここで描かれている4歳児たちの知的な旅の物語はまさに、ハワード・ガードナーの言う「マルチプル・インテリジェンス」として理解することができます。


12月号の事例でしたが、ちょうど6月の授業なので、しばらくカタツムリをテーマにした授業を展開していく予定です。

相馬靖明(和泉短期大学)


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